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「角地と街をつなぐ隅切テラス！！」

閑静な新興住宅街の角地となった場所における住宅計画です。角地における「隅切」は通行の安全や円滑性、視認性などのために設けられています。今回この部分を、建築のつくりかたに引き伸ばすことで、個人住宅の提案によって都市とつながりがもてる関係性を構築しようと考えました。ここでは道を歩いて曲がる方向を意識する、視線が抜ける部分にテラスをもうけ、住宅が接する部分に半屋外的なインナーテラスをもうけました。そしてインナーテラスを住宅のパブリックスペースである、リビングやダイニングと隣接させ、段階的に住宅と通りとを関係づける試みを行いました。隅切テラスはその視線の抜けをつくりながら、道路に開いたパブリックな空間として、住宅と街を空間的につなげます。

計画地：関東