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「お店の面影とこれから使っていく空間でつなぎあわせ、この場所を未来へと引き継いでいきたい！！」
そんなお施主さんと元店主さんの想いがこめられて実現したこちらの空間は、以前洋服店・ギャラリーだった建物をオフィス空間にしたリノベーション計画です。
秋田市の旧中心市街地である大町にあったこの建物には、もはやアンティークとなった家具やミシン、そして当時の雰囲気が空間として残されていました。そこでこの計画では、それらを活用しながら既存の空間に新たなオフィスボリュームを挿入し、現代へと空間を引き継げるように生まれ変わらせました。当時の面影が残る空間の隙間は共用スペースとし、残されたミシンの展示できる小さなギャラリー空間にもなっています。
この建物が周辺地域やその人つながりを構築しながら、中心市街地を次の世代への働く場所としてつくりあげ、活用していける居場所になるように育てていければと考えています。

⇒GALLERIA大町の場所

建設地：秋田県秋田市
用途：オフィス