□ 動物病院という用途を敷地にフィットさせる

 

 最初に敷地を初めて見せていただいたとき印象的だったのは、細長い台形状の敷地であったということです。敷地を見た後に、自分で動物病院の事例を参考にいくつか見てみたのですが、そのほとんどが正方形に近い平面計画でした。これは、そのほうがより合理的に診療スペースの動線計画を組むことができるからです。

 敷地が特徴的であったのと、そのなかでどう病院という機能性を求められる建物を設計するか、お施主さんの夢を具現化するか、そしてもちろん予算との兼ね合いとのバランスを調整しなければなりません。なかなかの難題と向き合いながら病院づくりは進んでまいりました。

しかしながらそれらを解決し、さらなる飛躍を求めて提案をしてゆくのが設計、デザインの醍醐味です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□地域に密着した動物医療サービスをデザインする!!

□動物病院という建築のこれからを考える

□敷地と動物病院とういう用途をフィットさせる

□お施主さんと設計者のコミュニケーションがよりよい建築をつくる

□シンプルなロゴとコンセプトカラー

□病院経営とデザイン