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「次世代へ引き継いでゆく住まいを！！」

そんな想いをもったお施主様。今回の計画は、将来的な家族の変化を柔軟に受け入れながら、傾斜敷地を活用したプランを試みています。敷地現状の段差や掘削部をできるだけ活用した断面構成とし、周辺環境に配慮しながら高さをおさえた建物ボリュームとしています。地形の段差から生まれるワークスペース（将来の子供夫婦用リビング）と共用リビングダイニングをつながる吹き抜けは、家族の雰囲気を程よく感じられる空間となっています。敷地の特徴に寄り添った普遍性のあるプランニングによって、その場所の地層となれるような住宅としてあり続けてほしいです。

計画地：東京都